両極、二択、真っ二つ

NIRVANA, Rape Me

In Utero: 20th Anniversary: Deluxe Edition

In Utero: 20th Anniversary: Deluxe Edition

以前からいろいろ語りたいなあと思っていた方と
酒の席を共にさせていただいた


教養深く、感銘を受ける部分も多かったのだけど
昔のことを振り返って話したり
今の考え方を纏める度に
「それが女だもん」「女ってそういうもんだよ」
と口にするのが気になった


そして、自分が何かを言う度に
「やっぱりそれが男なんだよ」とも



よくわからなかった


批判するつもりもないし
寧ろ、全ての考え方や誰それの感情の移ろいを
男と女という二つの大きな何かに当て嵌めて納得できるんだったら
そのほうが人生捗ると思う


やっぱりおれがわかってないだけなのか


確かに、女性の方の生理の苦しみなどは一生解れないのかもしれないし
男性が抱える自分を乗っ取られるんじゃないかと思うくらいの
性欲との葛藤を解ってもらうことは難しいのかもしれない


社会の中での捉えられ方や、まだまだ立場の違いも存在する
でも、それがいろんな男性や女性の
様々な生き方や恋や夢や思い遣りを二種類にぶった切るほど
絶対的なものなのか?



よくわからない



「男は社会の中で強くあらねばならない」という
アメリカ社会の男性観に反する為に女性の服を着てライブを演っていた
ニルヴァーナを聴いている