移ろいゆれる願いの果てに愛を求めながら

「私、妙に褒められたりやたら親切にされると
宗教の勧誘が来るんじゃないかって構えちゃうんだよね・・・」


「それは偏見に基づいた性質の悪い感性ですねえ」


「タカハシ君は何か特殊な宗教な人じゃないよね?」


「(おお!遂にあのフレーズを言える時が来た!!)
僕の宗教はですね・・・」


「うん」


西川貴教です」


「・・・えっ?」


「えっ?!」