mooniness

とっくに自由だったよ浮遊した心のままで
欲しがった分、孤独で上昇すれば息苦しい
見下ろす地平の広さに気付けない
浮ついた想像


その青に溺れて声は言葉を失くし
音は風に消えて全て失う
夢見心地は
それすら笑いながら


半端な重力を離れて回る時を滑り出して
どこにもいけない孤独で燃え尽きる程は飛べない
星の群れに見下され俯き
ただ浮かぶ想像


その黒に塗れて呼吸を乱しながら
夢は夜に惑い穢れ続ける
夢見心地は
それでも笑いながら