今週のお題「我が家のご馳走」

バイトを始めて以来、ずっと飲食業を続けていたので
料理は好きだし得意で
夜まで仕事がなければほぼ毎日自炊してる


職場で主婦の方に
「今日、こんな料理作ろうと思うんだけど
何かコツとかワンポイントとかある?」
と聞かれるくらい、応用も利くし
イデアもたくさん集めてきた



ある時、そんな話をしていた主婦の方から


「タカハシ君のお母さんはきっと料理が上手で
いろんな工夫する人だったんだろうね。
そうじゃなきゃ、こんなに料理が好きになれないし
考えようと思える人になれないよ」


と言われて、そうだったのかなと思った



家庭とは家族にとって当たり前な場所で存在だから
例えば関係、例えば食事・・・一々意識出来ないし
出来なくても成り立ってることが前提でもある


でも、思い返してみれば毎日の母親の料理は
自分が作るとしたらメンドクサイナと思えるくらい
品数もバリエーションも充実してて
それが本当に、毎日だった


僕が友達とマックで食べてきてしまって
「今夜はいらない」と言った日でさえも




母親が最後に病院に戻る前、たまたま帰省していて
晩御飯、翌日の昼ご飯と僕が作った時があって
自分なりの工夫やアイデア
想いを込めた料理を食べてもらうことが出来た


「美味しくて食べ過ぎちゃったよ!」
と言ってくれてとても嬉しかった


その想い出だけで、僕はずっと生きていける



今夜も一時間もかけて拘りのカレー作ったよ