Rachael Yamagata, Be Be Your Love
- アーティスト: Rachael Yamagata
- 出版社/メーカー: Private
- 発売日: 2005/05/16
- メディア: CD
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物持ちの良さに定評がある自分は
かつて付き合っていた恋人に誕生日にもらったかばんを
2年くらい、ボロボロになるまで・・・
ボロボロになった部分がどんどん千切れて
小型化していくレベルまで使い込んでいた
どんなことを考えながら選んでくれたんだろうとか想像したり
あなたに込められた想いを抱え、僕が歩んだ距離が
2人のこれからの未来の永さへと蓄積されていくんだぜ・・・!
とか思いながら
ある日、そんな僕と一緒に歩いてた彼女が一言
「そのかばん、いい加減捨てれば?」
・・・いや、別に彼女に未練があるわけでも
恨みがあるわけでも全くないんだけど
あの時のショックは本当に忘れられない
どんな間柄だとしても、現実のすれ違いはしょうがないと思うんです
でも、暗黙のうちに共有できていたと思っていた
愛の神様みたいな存在への根も葉もない信心とか
誰にも理解できない,二人だけが覗けるレンズに映える美徳とか
それだけは
言葉も約束もなくても、同じとしていると勝手に思ってた
かなり久しぶりにレイチェルヤマガタのこのアルバムを聴いたんだけど
この曲ってかなり印象的に「エブリシング」って言葉が使われてる
「何もかもが駄目になっていく」の「何もかも」と
「あなたが求める全て」の「全て」っていう部分
そして、「何もかもうまくいく」のところ
恋とか愛とか、想いは全てに・・・
エブリシングに成り得ると僕は今でも思ってますよ