あきらめないほうが奇跡にもっと近づくように

今月の音人のシロップの五十嵐さんのインタビューが
いろんな意味で白眉だ

ちょっとみんなに読んでほしいくらいに思ってる

音楽を演ることを止めたバンドマン
シンガーソングライターが
５年間もどうして何できないまま過ごして
どんなことを思っていたかを

自分がバンドを投げだしたという自責の念に駆られ続けること

新しいバンドを始めてもその気持ちが行き詰まりへと続いてしまうこと

他人の音楽に向き合うと
「じゃあお前はどうなの？」と問いかけられる気がして
音楽を聴くことすら憚られること

でも、ロックバンドは聴けないけど
自分が失くしてしまった生命力を持っているような
物語を信じているような
アイドルには焦がれること

「もう諦めて配送屋になれば？」って言葉に詰まるシーンなんて・・・
自分の元メンバーは実際、配送屋になってるから

いや・・・これは
先週イワイ君に自分が語ったことと限りなく近いですわ（笑）

共感した！というより
自分もこの２年間を振り返るような心地だった

五十嵐さんにとってももクロは
自分にとっての４８グループで
五十嵐さんにとってのキタダさんや中畑さんは
おれにとってのユウ君やナリタ、イワイ君なのかもしれない

そして自分は、僕にとっての生還へ向かう