強く儚い者たち

Taylor Swift, The Last Time

RED

RED

「学校にいた頃は、私はパーティーに招待されなかったわ
でも、家で指から血が出るまでギターの練習をしたの。
今ではそのことを感謝してるわ」


というテイラーの言葉がとても好きだ


世間から逸れてしまいながら
自分にとって大切な何かを守り続けることを
苦しいと感じるときには
この言葉をよく思い出している



彼女は日本で変な売れ方をしたので
ちょっと倦厭してたのだけど
おれが大好きなスノウパトロールのギャリーと共作した時から
見る目も、聴く耳も変わった
そしてこんな人間性も知ることで惹かれるようになった


スノウパトロール様様でしかない



売れ方の問題があったのだろうけど
テイラー最高!!テイラー大好き!!」と口にする
女子大生や女子高生のほとんどは
友達いっぱいで、呑みもカラオケも騒ぐのも大好きな
パーティー野郎共ばかりだ


指からも心からも血が出たことがないような
ディズニーランドに変な格好して行くような
今時っコばかりだ



ヒットするということは
魂もドラマもみんなのものになるということである
共感は様々で、様々でしかない




それでも、血も涙も同じくするほど信じている共感の存在を
パーティーに招待されない孤独の拠り所を
正しくしてくれるほどテイラーの消えないストーリーは強い


そして、本当は儚い