愛の箱

こないだ一千一秒のミーティング呑みの時
パトレイバーの話になったんだけど
その時、ドラムのタイショウさんが


「あ、おれパトレイバーはDVDボックス持ってるんですけどね!」


という言いつつ語り始めたのだけど
この「DVDボックス持ってる」というさりげない言葉の強さ
その状態の強さ半端ないなと思った


この人マジこのアニメ語る資格持ちまくりだわって思った



実家に帰ってた時の弟の


「まだ帰るまで時間あるならグレンラガンのブルーレイボックス観てけば」


って言葉もそう
ブルーレイボックス持ってる=勧める資格ある!と
何の疑問もなく思えてしまいながら
彼らのその作品への想いや、懸けてきたお金へ敬意すら馳せる



いや、愛って質にも量にも差はないと思うんです
ただ単純に違いとして存在するだけで
・・・でも、時には言葉と状態で裏付けられたいじゃないですか


それに、ツタヤレンタル視聴者じゃ簡単に振り返ることのできない
自分のタイミングで彼らは家でボックスを再び開き
観たい時に観る、感じたい時に感じることができる


ナンテコッタ・・・まるで作品が
日々や人生に内包されているかのようじゃないですか



おれも愛の箱と共にイキテイキタイヨ・・・と思って帰宅した直後
ふと目に入った、気付いて想い出した



おれ、DVDボックス持ってるわ!





「みんな! エスパーだよ!」のことなら
何でもおれに聞いてくれていいから