時代の涙

龍馬伝を終え、数個の映画を経たあと再び大河ドラマに戻り
今は「平清盛」を観てる


とてもおもしろい
世の中的には視聴率がどうとか言われてるが
感じる人には感じられる要素がキツく縫い込まれてる物語は
自分の毎日をどんどん巻き込んでいく(←ここまでコピペ)



おくこさんに「次の会合までに23話まで観ておいて」と言われてたのだけど
やっとその宿題を達成した


いやー、つくづく人が涙を流すドラマだな
3分に1回くらい誰か泣いてるんじゃないか
・・・そして画面越しの平成で涙を流し続けるおれが居るわけだが


戦国とか幕末みたいにカオスとバイオレンスが前提じゃないからこそ
誰もが心に血を流し、現実に涙を流していた時代だったのかもしれない



存在意義に命を懸ける武士、夢と欲と果たしたい公家
立場の違うそれぞれの苦しみに感じる部分があって
一言で言うと「重い」
今まで観て来た大河ドラマの中で断トツに重い


それが信西が言ってた「苦しみを背負ったという強さを得ろ」ということに繋がるのかもしれんけど
世の中の人はそこまで精神的な重さとか
その道程の先の達成を求めてなかったんだろうな
一億人が目を背け、残りの一部の人間が全てを奪われるような作品だ
(↑やべえ・・・これ観終わった最後に書きたかったのに)



いろいろ試される日々は7巻に入ります