誰も知らない自分に戻れるのなら

竹仲絵里, ざくろ

mele

mele

ポップという音楽が纏っていく彩の数
そして彼女自身、重ねていく大人の女性としての魅力に
人の成長を感じる・・・というより知るんだけど


それと相反するように変わらない
変われない精神の存在が見え隠れして
オシャレに聴き流せない



いつまでもザワつきを生きる人だなと思う
たどり着いてしまった未来を、たわわに熟れたざくろと歌い
でも、甘酸っぱい紅い種の無邪気さを忘れられないままで


円熟とは何かを考えさせられる