ユダ

スペインだったら豚の頭を投げつけられるほどの
信長相手だったら一族郎党磔にされるほどの
大罪人としても
それは形を変えながら尚、真実で
きれいなままであると自分は信じたい



付き合い続けるからこそ
感動も超えた特別に成っていく日常もある
でも、新しい出会いの閃光の眩しさに
僕は目を細めるだけで終われない


自分を導いたのは悪魔ではなく
いつも天使だった


だから光に手を伸ばした


裏切りと、罪深いと言われる幸せや喜びに
浄化されることは矛盾なのか
心に残るしこりは未練なのか
苛まれ、試される日々


いつだって愛は腹一杯の過去を抱え、今によろめきながら
未来を探し続けてる




二度も推し変えをした
罪深きアイドルヲタクの葛藤は今日も続く