ネットと人

ツイッターに出回ってる有名なツイートにこんなものがある


「ネットで出会った友人はどんどん入れ替わっていくもんなんだそうだ。
でも人数が減ったように感じないのはなぜか。
それはネットは膨大だから、どんどん新しく親しい人ができては消えてくからだそうだ。
だから三年以上付き合えるというのは稀なんだと。何人かいる。大事にしよう」



これは笑い事というか
大した狭い価値観の戯言ですね
ネットが便利か害悪かっていう以前の話で


みんなは「この人はネットで出会った友人・・・この人は同級生の友人・・・」とか
関係をわざわざ区別してるんですかね?


向き合った相手は、ただそこに向き合ってくれてる相手でしかなくて
繋がりはどれも繋がりなんじゃないんですか?



ネットは確かに機会の数と確率を高めてくれる媒介ではあるけど
そこで出会うのは言葉と言葉、意志と意志
最後には人と人だろ


それを簡単に「入れ替わる」とか口にできるのは
前提をいろいろ飛び越えて
最後にいる相手も生身の人間だと感じられない
貧しい感性のなせるわざでしかない


社会を一々切り取って
そこに違った判断基準を持ち込まないと
人への感情を考えたりコントロールできない
世の中の精神性が雑でヤワすぎる



自分はてなmixiやIXAを始め
ネットでかなりの数の人と出会ってきてるけど
3年なんてザラですよ
10年もザラ


それが別にネットで出会ったから特別とか
間に似た嗜好があったからだったとかじゃなくて
一つ一つの言葉を経て場面を経て
ただ、次も次も・・・と、ずっと付き合いたいと思った相手だったから
それだけでしかない