一作

君塚良一, 誰も守ってくれない

自身の家族問題を抱える刑事の勝浦は
幼児殺人容疑で長男を逮捕された加害者家族を
世間やマスコミの追跡や報道から
保護するよう命じられるが・・・



勧善懲悪・・・いや
パブリックなイメージにおける
決め付けのような善と悪で
グリグリと色濃く塗り裁かれたような作品だった


脚本家は踊る大捜査線の人か・・・
世の中の人はこれだけ解りやすい構図で
バタバタやる映画が好きなんだろうな
それが「商業」なんだろうと



魂と命の熱の全てを懸けて
仕事として成立してるのか
そもそも作品として成立してるのか
わからないくらいの際物ばかりを日頃見てるせいか
この手の作品はちょっとつらいものがある



佐藤浩市氏も松田龍平氏もめちゃくちゃカッコよくて
いい演技してるのに残念だった