- 出版社/メーカー: ショウゲート
- 発売日: 2009/09/25
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最後のレコーディングに挑む売れないバンド
やりたいことを演らせてもらうために出された条件は
一発録りで終えること
その一発にバンドが込めた想いは
やがて時を超え人や未来を変えていくことになる
↑は原作の小説を読んだ時の一作より
映画版はそれに加え
「未来を救うことになる」と付け加えるべきかな
伊坂先生の作品は映像化すると本当に面白い
「アヒルと鴨のコインロッカー」もそうだけど
話の展開のギミックが絶妙過ぎる
オムニバスのように散りばめられたそれぞれの時代と
登場人物たちのストーリーが
実は一つの曲と、それが与えたものに起因したものであり
その全てが廻り廻って未来へと集約されていく・・・
映画版オリジナルとして追加された
彗星が地球に衝突するまでの話は
それまでの展開が纏まるラストとして完璧だった
中村監督はすごい
不器用で売れなかったバンドの蒔いた奇跡が
一人一人の明日で芽吹き
やがて未来で徒花として咲き誇るまでの一作
それにしても多部ちゃんは本当にかわいい
最近、好きな女優に関してはちょっと貫地谷しほりに浮気しかけてたけど
やっぱ多部ちゃんしかないと思わざるを得ない
多部ちゃんしかない