夏の幻 思うだけで胸が熱くなれた奇跡の途中

GARNET CROW, 夏の幻

夏の幻

夏の幻

しばらくの間「一曲」はガーネットで書き続けようと思います
それは、自分の10年の全てと向き合っていく旅です



この曲を聴くと反射的に
元恋人がこの曲を口ずさんでたことを思い出しますね
確か、夏で小学校の前を一緒に歩いてた時だってことまで・・・


音楽の想い出と結びつく力ってすごいと思う
切実であり、残酷なほど



「今日ケンカしたキミ」と「いつか終わる儚い生命」という
観点も論点も違うような存在の捉え方が
一曲という流れの中で自然になりゆくのが
正に七先生手法ですね


そしてまぼろしという言葉の記し方を
幻(まぼろし)から生命(まぼろし)へと最後に変えている
聴こえ方は同じなのに、実は表されてる言葉が違うという・・・
これは「文章」ではなく「歌詞」でしかできない表現法だよなと思う
天才過ぎて、天才でしかない




元彼女とはご飯を食べる時なんかにガーネットのDVDを一緒に観たりしてて
歌の音域が苦しそうだとか、MCがサムいとか
全然盛り上がってないとか文句ばっかり言ってた気がするw



まあ、未練云々はわからんけど・・・悔いがあるなら
ガーネットのライブに一緒に行けなかったことはその一つですね


十数年を経ても相変わらずサムいMCを笑いたかった
ミスターホリデイのどうしようもない振り付けを苦笑しながら2人でやりたかった
全然、音程を掴みきれない唄だから感動できること・・・
自分がどんな時も帰る場所だったようなこのバンドが
こんなにも温かな存在だってことを知って欲しかった