一冊

中村淳彦, 職業としてのAV女優

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

AV女優という仕事を希望する
若い女性達の意識の実態
その供給過多という驚くべき現在を
業界の仕組みから給与形態
歴史、携わり関わってきた人達の生き方から
見つめなおした一冊



変な話、自分にとっては超越した世界だったそこが
リアルな社会の、人の生活と営みの先で繋がっているという
当たり前だったはずの事実を改めて思い知らされる


彼女達はただの映像でも、実在しない幻でも
舞い降りた妖精でもなく
都会暮らしでお金に苦しんだり、刺激が欲しかった
ただの若い女の子だったということ


この作品の全ては現実の提示であり警鐘であったんだろうけど
そもそもの前提が自分には単純なショックだった



いや、超越した世界のままでよかったですほんと