通夜祭

弟に教えてもらったのだが
お通夜とは本来、故人と親しかった人たちが
葬儀の前夜に一晩中故人に付き添い
邪霊の進入を防ぎ
故人との別れを惜しむ儀式だったらしい


通夜ぶるまいとして「お清め」の意味で
日本酒やビールを用意し
故人との想い出を語り合う場でもあるとのこと



・・・だとすると
「別れは悲しいばかりじゃいけない」と
親戚や祖父ゆかりのみんなで呑みながらワイワイ語ったあの夜は
正にお通夜(うちの神道では通夜祭)だったのだな



あれだけの人が集まる祖父の人徳に・・・
そして、語られる思い出の偉大さと和やかさに
改めて感銘を受けるとともに
闘病中からこういう時まで
誰一人として「知ったことじゃない」みたいな無関心な人が出ない
高橋家の親戚力みたいなものの強さをしみじみ感じた


弟とも久しぶりに語れて良かった



しかし高橋家の大酒飲みの血を
まさに目にしたような夜だったな・・・



弟曰く、「無限ビール」