Hello

ちぎれそうなスピードに追われては
すれ違いの摩擦で磨り減る
持ちきれないくらい与えられた後で
信じられないくらい全て奪われる


伏し目がちで通り過ぎるのを
待っていても
何も変わらない


加速の世界を逆に駆け出す
さあ君を呼びに行くよ
どんな時間も超えて手を振るよ
ハロー今を届けるために



きれいごとの春に振り返り
飽きるような夏に溶け出して
思い込みの秋にさらわれて
冬の日には白に還っても


忘れないで
季節の全てを失っても
僕らは変わらない


逆風の中で息を止めながら
でもまだ鼓動早めている
熱の在処からもう一度始めるよ
ハロー今を叶える為に