一作

J.D.サリンジャー村上春樹訳, The Catcher in the Rye

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

ニューヨークの街を彷徨う16歳の少年、ホールデン
心の揺れ動きを描いた一作
言わずともがな世界的な名作


ただ、思ってたのと違いすぎて違和感だったと言うか
「名作」と言われるだけにもっと大げさな話しかと思った


世界中の人がこの微妙なニュアンスの展開と推移に共感したということに
不思議な気持ちになったと共に
誰も繊細で強がりな思春期を過ごしたんだなと実感



春樹先生はやはりここから強い影響を受けたのだろうか


前も書いたが人の能力って持ち合わせたものより
影響の受け方ということころに重きがあるように思える