ワズライ

先日、友人が出演するライブを観に行ったとき
対バンで、引き篭もり出身と語る
弾き語りシンガーソングライターが出演していたのだけど・・・
彼を見ていて、失礼ながらもいろんなことを考えてしまった


引き篭もりを脱せたのは音楽のおかげと言っていて
もちろん、その時は確かに音楽が彼を救ったのだろうけど
技術も内容も冷静にマイナス要素に満ちたその音楽や話で
これから社会に唄い続け、勝負していくことは
彼にとってあまりに酷なんじゃないかとも感じた


このご時勢、音楽って旗を立てて進んでいくことは
どんなスタイルを取っていても地獄行脚でしかなってのに
余計なお世話でしかないけど・・・それは自分も全く同じだから


引き篭もったままで居たほうが良かったとは決して言わないけど
彼が踏み出したのは希望だけの道のりでなかったことは
確かだと思った



音楽は救いなのか患いなのかわからなくなる時があるな