一曲

delays, Valentine

You See Colours

You See Colours

流行ってる時点で敬遠してしまう・・・
これがおれの悪い癖なんだろうけど
こないだサカナクションを初めて聴いたら
かなりよかった


最近はダンスがキテるみたいなことを言われてて
それこそ踊ろうぜ的なものや、眩しさや光とか希望がどうこうみたいな
安易な高揚をよく耳にして正直苦笑だったからこそ
サカナクションやディレイズを聴いて
「ああ、こういうジャンルでも中身と深みを描くことが出来るのか」と
目が醒めるような感覚を覚えた
まあディレイズは元々ギターロックから移ってきたからこそなんだろうけど・・・


このアルバムはここ5年くらいのUKの中ではダントツに好きな一枚


緻密なサウンド構築もだけど
とにかくメロディアスさが尋常じゃない
一切の中だるみも繋ぎ曲もなくもはや全曲が主張してくる次元


ビートと鮮やかな音の嵐の中で透き通るグレッグの声もステキ過ぎる