一冊

坂本龍馬海援隊―”世界”を目指した異色の集団 (新・歴史群像シリーズ 20)

今、幕末に夢中で狂ってるくらい本やネットを読み漁ってる


小学生の頃から愛読させていただいてるが
歴史群像シリーズは実に充実、秀逸な資料集だと思う


いやー、幕末ってヲタクハンドではほとんどノータッチだったとはいえ
歴史ブランクがあるとはいえ
坂本龍馬暗殺の実行犯って京都見廻り組でほぼ結論付けられてるとは
全然知らなかったな
永遠の謎じゃなかったのか・・・


ぺーぺーにもほどがある



小さい頃から人の死というものにすごく興味があって
特に有名な人、何かを成した人の最期を知りたくて
図書館にある伝記の最終章ばかり読み続けてた時期があった


坂本龍馬織田信長などのあの手の最期って
そこまでの脈絡がどうであれ交通事故みたいなもんだから
悔やんでも悔やみきれないだろうなと思う
いきなり死んだ身からすれば後世に名が残るもクソもないからな


逆に城兵の命と引き換えに自刃した清水宗治を初めとした武将なんかは
自分の意志と命を持って最後の使命と成そうとしたわけだから
ある種納得の上での最期だったのかなと


知名度も残した偉業も
死んだ身の実感からすると
捉え辛かった人のほうが多かったんだろうと思う


人が生きたということは不思議なことだ