ごめんねトシ君

「○○っぽいね」という例えがあるが
これってみんなどう思うのだろう


おれは昔それこそ「〜ぽいね」と言って
当時のバンドのメンバーに本気でキレられてから
どうにもこの言葉が気になってしまう


確かに何かに例えることはニュアンスを伝える上でも便利だし
実際影響を受けていれば良い意味で似てしまう部分もある
素晴らしい表現なんてありふれてるからね


でも、あくまで0から1を表現しようと意識してるアーティストやクリエーターの
その思索や産みの苦しみを考えると
知らない人の評価ならまだしも
少なくとも身近な人間はもう少し言葉を選ぶべきなんじゃないかとも
思ったりする
意見でも改善でも言い方はいろいろある


おれは自身の作品が類似しようが独特だろうが
自分は天才だと思ってるから
何を言われてもあんまり気にならんけど
関わってる仲間がその類の言葉を掛けられてるのを見ると
複雑な気持ちになる


今ならあのメンバーの気持ちが解ると言うか
当たり前のデリカシーの問題だったなと思う


申し訳なかった