一作

森博嗣、押井守, スカイ・クロラ

スカイ・クロラ [DVD]

公開当時、この映画の製作ドキュメントみたいな番組をテレビでみてて
撃墜された飛行機の破片の一片
キャラクターがコップを置く音一つにまで
徹底して拘って作られたっていうのを知っていたのだけど
それがこんなにシリアスで、ある意味シュールな作品だってことに驚いた

全ての場面のいろんな意味での神経質さに感動した
日本のアニメの本気はすごいな

自分としてはまだ呑み込み切れてない部分が大きいので
また近いうちに借り直して観ようと思ってるのだけど・・・

ドラマチックな展開や感情の発露が
結局は現実をそれほど変えることができなかったという類の話が
自分は好きだということに気付いた
そこから何かを感じろという投げかけこそが

そういえばこの作品、スカイ・クロラの小説版の大ファンの友達が
以前この映画をめちゃくちゃディスっていた
それほどまでに言わせる小説というのがどんなものなのか気になるので
近いうちに読んでみよう