ぺティ

今日は本当はサポートのレコーディングだったのだけど
職場で大変お世話になった人の送別会が急遽決まったので
レコの日程をズラしてもらってそちらに参加


・・・と思ったら更に急遽、異動が取り消しになったらしい
送別会でもなんでもないただの呑みになってしまった
こんなささやかな一軒にさえ
笑える以上に焦る自分がいる
時間がない




しかし、呑みの席や職場で
他人の恋だの愛だのよもやま話を聞いていると
本当に無造作に楽しそうで
逆に自分がナーバスで頭おかしいんじゃないかと思えてくる


火遊びや放火のように悪戯にも過ちにも
みんなが単純に楽しめる炎を
おれは僅かな灯火ように
惨めなほど死ぬほど苦しんで守っている


それが恋だろうと夢と呼ばれるものだろうと


生きる暗闇の
行く先や未来を照らす唯一の明かりのように




その果てが宇宙どころか夜さえ照らせないスーパーノヴァ
現実に一ミリも及ばなかったキレイゴトだったとしても
おれは自分の中で
全て真実だったと言い切りたいから


そのために0,1秒までも徹底したい
ここに微動する命を懸けて