コドクヘコドクヨリ

ギターを担いで関東に来た頃
自分に「頑張れ」と言ってくれた人からは
もう片っ端から見捨てられただろう


年月や歳やツキは
現実をシビアに描きこむ
おれの正体は誰から見ても
解り易いくらいになったんじゃないか


誰かに応援されることで
健気に光り輝くような音楽を演ってるわけではないし
誰かを恩着せがましく勇気付ける気もないけど




「頑張る」を誰にも伝えられなくなった
あなた達にだけに
おれは唄い続けたい


それは自分のために選び続けること