もしも僕が優しくなれたなら
今までの全てを嘘と偽って
笑いながら手を振り
さよならするよ
その未来こそを本当にする為に


だけど12月雪の舞う空の下
君は白より嘘じゃない


全てが終わりだって幻だって
構わないよ
優しくなれなかった
未来も嘘だ
でも君は嘘じゃない


一瞬でも


生きること自体が過ちになって
十字架の交差点を何度も通り過ぎて
だけど君に寄り添うその時には
温もりの名前を偽ってもいいかい?


声が枯れそうな
僅かの猶予を使い果たして
これが愛だと伝えたい


全てが終わりだって幻だって
変わらないよ
この嘘は絶望的で
終わりへ向かう
だけどこんなにきれいだ


全てが終わりだって幻だって
構わないよ
優しくなれなかった
未来も嘘だ
でも君は嘘じゃない


雪のように