十数年来

都合よく会えたり暇つぶしのように付き合える
「連れ」でなくなってはじめて
相手が自分にとってどんな存在だったかわかるのだと思った


住む場所も環境も
長い時間にも隔てられて尚
・・・いや、やっと
彼はおれのこの世で一番の相棒だと
解った


昼間から呑んだり
公園で呑んだり
珈琲呑んだり
ずっとたくさん話した一日だった


それだけで自分を取り戻せたような一日だった