GARNET CROW, A crown
- アーティスト: GARNET CROW
- 出版社/メーカー: TENT HOUSE
- 発売日: 1999/12/18
- メディア: CD
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ガーネットのインディーズ盤
自分がガーネットを好きになったのはもっと先なのだけど
実は雑誌か何かの前評判につられて
このCDをリアルタイムで一度購入している
そして即売ってしまっている・・・
当時の中村嬢の声は素人臭さが全然抜けてなかったし(ある種今もだけど)
「2人のロケット」や「君の家に〜」の2曲目くらいまでで
自分としてはかなり微妙だと
これは好きになれないなと判断してしまった記憶がある
当時、この最後の「A crown」まで聴いてたら
どう感じていただろうと思う
数年後に受けることになる、人生の舵を捻じ曲げられるほどの衝撃を
その時に感じることができただろうかと仮定して想像すると
出会いのタイミングとは不思議だとつくづく思う
インディーズ盤としての完成度は異常としかいいようがない
この一枚がおれの「インディーズ」という定義のハードルを完全に上げたからw
独特のミックスと感触があり
その後GIZAサウンドへ移り変わっての良さも悪さも逆に感じられる
洗練が描く現在の緻密さも好きだけど
人の手の温度を感じられる当時の音も味わい深い
何より七嬢の歌詞が素晴らしい
独特な今と死生観の捉え方で日常を描く
それはスタイルではなく、もはや性質のような次元で