幻シティー

夜の隙間剥がれた夢の裏側
寝苦しさと寝言の呪文で潜った
意味もないシリアス笑えない命の性
辿りながらここまで来たんだ


いつからかそのまま孤独になり
持ち合わせた理想を食いつなぎながら
生きてる


幻の街で暮らす
身勝手な想像と自由
闇雲に建てた都会
確率0パーセントの未来と
昨日も失くした儚い日々に


今もまだ迷って孤独のまま
捨てきれない理想を食い潰しながら
生きてる


幻の街で暮らす
消えそうな想像と自由
次々に崩れる都会
最後のビルが風に揺れる
あと少しの時間
儚い日々の幻シティー