一曲

the pillows, ストレンジカメレオン(Rock Stock Version)

このベストはセルフカヴァーを楽しみに購入したのだけど
正直・・・何も感じなくてショックだった
おれピロウズ好きじゃなくなっちゃったのかと心配してしまったくらい


音も唄も質の高いものに変わってる
恐らく初めて聴く人が元のテイクと両方聞き比べたら
8割はこちらの新しいヴァージョンがいいって言うと思う


でもおれは
あの喉が下がって全然抜けないさわおさんの声や
ベコベコでモヤモヤなリヴァーヴサウンドの中にこそ
あの時を閉じ込めたテイクの中にこそ、この曲の本質はあって
それはもうどんな形にも解釈しようがないし
再現も出来るものなんじゃないかと思う
おれ自身も改めて感じられるものじゃないって思った


1989のPVは本当に素晴らしいです
PVでこれほどココロに響くものが作れるのかと


人生で観てきたモノの中で間違いなく断トツ首位