職業柄めちゃくちゃ早朝出勤なのだが
その出勤中の道程、必ずと言っていいほど遭遇しすれ違う人たちがいる
まあ夜か早朝かもわからんくらい早い時間帯に出勤（もしくは帰宅）する人なんて
ある種特殊な職業が事情を抱えてるんだろうから
数も多くはないし、決まった同じ人ばかりなのは当然なのかもしれなけど
不思議だなあと思う
もちろん都会特有の白々しさとスピードの中で
気軽に挨拶をするなんてことはないし
でも、間違いなくお互い顔見知りなんだろう
もしかしたらそんな特殊な時間帯や同じ過酷さを過ごすモノ同士
話したら同調し合ってマブになれるかもしれんけどねｗ
・・・それもないだろうけど
出会いは紙一重だなとつくづく思う
おれは約３年前に誰１人知り合いのいない千葉に飛び込んできて
いい歳しながら更地から人間関係を必死に築いたバカなだけに
余計にそう思うのかもしれんが
今、隣で一緒にはしゃいでる人たちとは
もともとすれ違って当然だった互いが
ちょっとした弾みで出会えたんだと
そしてささやかな理由でこそ素敵に引っ掛かり合えているのだろうと思うし
でも逆に出会うべきだった人の前を
自分達は気付かないまま通り過ぎているのかもしれんなと
それこそカナシミハユキノヨウニ
運命論者ではないはずなのにまるでそのような物言いになってしまっとるが・・・
結局は今、共にはしゃげるレゾナンスできる人たちが居てくれることを
幸せに大切に想うし
でも通り過ぎてしまいそうな何かに
もっと敏で居られたらなとも思います
意識一つから変わるモノがあると信じたい
明日もすれ違うであろうあのオッサンに
挨拶はできないまでも
胸のうち互いの健闘と良い一日を祈ってみようか
