ブルースマンズクリスマス

嘘がきれいだった頃を笑っちまう自分のことを
プレゼントは欲しいだけで驚きは不要になっちゃって
降る雪よりも白けてる


サンタクロースが通り過ぎる街でブルースが
寂しげにでも僕たちを温めてくれる


イルミネーションに呑まれた街で夜の色を塗りつくされて
独り悩める場所もなく底冷えの路上に座って
冷たいギター握ってる


ジングルベルの鈴の音からズレたリリックが
それでもハレルヤと唱える夜に


サンタクロースが通り過ぎる街でブルースが
寂しげにでも僕たちを温めてくれる