pale blue light yellow

汚れた爪で引き寄せるには相応しくない領域に
焦がれながらアルペジオを繋ぐ
希望は自分で続けただけのか細い線で
息継ぎをしただけで消えてしまう


どこにも届かない気持ちを
信じさせてくれたこと
名もなき毎日が少し色付いて見えたこと


確かな勘違いが僕にはあった
それだけで今日をどれだけ超えられたか


呪文はこの恋がずっと
終わらないための鎖
強く握りしめたはずの形のない淡い日々の


どこにも届かない気持ちを
信じさせてくれたこと
名もなき毎日が少し色付いて見えたこと
光のように