Hoppípolla

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具合が悪くなって道端で蹲って動けなくなって救護されたり、完全に倒れ込んでしまって運ばれていくご老人の姿をよく目にするようになった。
高齢化社会?時代と言えば時代なのかもしれない。職業柄上平日が休みになることが多いのだけど、平日の昼間に街に出ると本当にご老人の方しかいない。そういう魔法をかけられた国かのように。


いざというタイミングに立ち会ってしまった時の為に基本的な救急法くらいは確認しておいたほうがいいのかもしれない。


自分もいつかは斃れ、助けてくれている人や通り過ぎる人を見上げながら導かれていく死を覚悟する日が来る。大人になるということは感じる生死が立体的になっていくことなのかもしれない。