再びお前を生きるんだ

悩みはイバラのようにふりそそぐ―山田かまち詩画集

悩みはイバラのようにふりそそぐ―山田かまち詩画集

「アイドルを推していてメンバーが飛躍する姿を見ると、じゃあ自分自身はどうなのか?って感じてしまって、今までみたいにオタ活を続けていくのは難しいと思ったんですよね」
と、後ろ足で砂をかけながら界隈を後にしたオタクの言うことにも一理ある。



他人がプレーするサッカーに自分の人生乗せるなよと言っていた女性議員(?)の言うことにも一理ある。



でも、他人の共感に口を出すのは人としてのデリカシーを欠いている。共感は人生の一部にも全てにも成り得るもの。
ただその論でいくと前者の言うことにも一理ある。



音楽に感動したりサッカー選手やアイドルの輝く姿を見るとその後吞んで語りたいというよりは、帰って練習したり曲を作りたいと思ってしまうくらいには僕も自分ジャンキー。



再びお前を生きろと山田かまちも言っていた。