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泥より出でて泥に染まらず
空気にすら馴染めず
広げすぎた葉で覆われた水面で
帰る場所を失くして

 

この世で君だけが君の色を知らずに
透明な光を求め
手を伸ばす意味さえも消えそうな夢路の果てに
今もまだ一輪で空を見上げてる

 

愛おしさよりも寂しさに惹かれ
孤独に追われ続けて
虚勢と誇りに正され真っ直ぐに
未来を信じ続けて

 

信じ続け

 

種からこの日まで吞み込んだ汚れの為に
透明な光を求め
影も形すら包み込んで照らして欲しい
夢はただ君だけの僅かな理由

 

淡い色が滲み出して
涙を染めていく

 

この世で君だけが君の色を広げて
透明な光に咲いて
何一つ変わらない静けさの夢路の果てに
今もまだ一輪で空を見上げてる