つわものとは

かの「日本一の兵」と言う言葉を
あえて景勝に言わせた真田丸。

景勝が嬉しかったのはかつて幸村に語った
義に生きるということの難しさを
正に彼が超越して実現したからに他ならない。

本当になりたかった自分を誰かの中に見つけることは
羨ましくももはや悔しくはない
嬉しくて、やっぱり羨ましいのだ。

日常に鬱屈を抱え、捨てきれないままの人たちも
意地や信念のドラマに感動する理由が初めてわかった気がする。