しがない世界

谷川俊太郎, 徳永進, 詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡

詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書)

詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書)

詩と死がない世界はしがない世界だと語る谷川先生。


命の熱は有限だけど、言葉の存在は永遠。
遺るものではなく生き続けるもの。
それは故人の想い出が、面影が語りかけてくれるもの。
そして、僕が語り続けること。


現象でしかない死を
人がそれぞれの中で詩として受け止めていくように。