半分裸の王様

jellyfish, The king is half undressed

Bellybutton  Deluxe

Bellybutton Deluxe

人生がどれだけ獲得できるかではなく
どの位守れるかと、どこまで捨てられるかの次元に差し掛かって久しい。


職場の主婦にはあなたのメリットにならない人は徹底的に切りなさいと言われ
某仲間には30代になったら全てを選んではいけないと語られ
それでも、いろいろ捨てきれない自分がいた。



目に見えない繋がりは信じてる。でも目に見えない分
距離や時間が隔てるだけのそれを埋めたり突き抜けられるだけの言葉が
僕は必要なんだと思った。


これは言葉信者からくる認識ではない。


想い出は美しい、美しい思い出はある。
でもその眩しさは何もかもを照らさない。影響された自分が光に変えない限りは。



支えて欲しかったわけじゃない。応援して欲しかったってことじゃない。
でも、自分や同じような仲間が本当にキツかったあの時あの時期
何で一言も声を掛けてくれなかった。
それで今更「あの頃みたいにさあ!」とか言われても
全然その気持ちになれないし、普通に断るわ。



僕には今でもわからない。


こうやってブッた切れることが大人なのか
いろんなことを割り切って何となく良い部分だけを守り続けることが
大人なのか。