僕ら互いの羽の色で世界を初めて美しいと思えた蝶

suedeバンド(refugeesって名前になりそうだが)のスタジオでした。


ドラムのオオシマさんに
「タカハシ君はオリジナルになると目の色が全然違う」
と言われたのだけど・・・それは自覚があるというか
どうしても、自分が書いた言葉
それを導いてくれた曲に開放される部分はある。



本来「suedeを演ろうぜ!」と集まったバンドとしては
完全にブレてるというか本末も転倒しそうな勢いだし(笑)
suedeを演ってる時間に勉強になる部分はもちろんあるのだけど
あれだけのソングライターが揃ったら曲を書き集めたいなと思うし
それに詞を書きたいとも思ってしまうわな。



星追いみたいに現実と至近距離で撃ち合ってるようなスタイルだと
必死さが故に気付き辛いことが
ある種一歩引いた音楽活動で気付けたりもする。


少なくとも音に託した自分の言葉が
後のその時、自身にとっての何かになれるという感覚を
麻痺の向こう側から取り戻せた気がする。



「僕らお互いの羽の色で世界を初めて美しいと思えた蝶」


ニシムラ君の曲に書いたこの言葉がとても好きで
日常で関わった残念な相手に「何このウンコ野郎」って思うたびに口ずさんで
世界の美しさを思い出しますからねえ・・・