1月31日、豊橋晴れ

・世界は君のもの


光を失ってうずくまる君に
朝の陽が降り注ぐ
黙ったままでも温もりだけは
いつまでも本当の優しささ


ここには心がある
一つだけの心が
世界は君のもの
死ぬほど生きろ


もう歩けない立ち止まる君と
星の裏で立ち尽くす誰か
届かない景色の果てに放つ想いが
交わる日が来るかもしれない


ここには想いがある
独りじゃない想いが
世界は僕らのもの
死ぬほど生きよう


夢だと語った日を忘れずに
奇跡の残骸をまだ大切に
想像しよう
もう一度笑ってねえ


ここには命がある
明日の為の命が
世界は君のもの
死ぬほど生きろ


1年前、親の危篤の知らせを受けた
愛知に戻る前夜に書いた曲


最後まで奇跡を信じていた



夢や望みや奇跡を零し続けて尚、何を信じるのか
それが僕がこの1年向き合ってきたことだった