一秒ごとに世界線を越えて

佐藤卓哉,浜崎博嗣, STEINS;GATE

事の発端を「過去へメールを送る」という
ただ、その程度の行為に設定したこと
これがシュタゲのすごいところだと思う


修正した過去によって現在がめちゃくちゃになってしまい
もう一度過去の訂正へ向かう・・・
これは恩田先生の小説「ねじの回転」にも近い


ただ、ユダヤ人虐殺をなかったことにするという
想像の域を出ないほど途方もないタイムスリップと行為を書いた
かの作品とは違い
「過去にメールが送れてるぞ!」「私も送りたい!!」
みたいな、下手したら近未来で起こってもおかしくない
現象とノリが世界に影響していくこの作品は
だからこそ、観ていて怖いとすら感じた


バタフライエフェクト・・・
メール一通、個人の一つの選択への影響が
現在をここまで変えてしまうということ
これにはいろいろ考えてしまったり
妄想を止められませんね



自分がリスキー生き方をすることもなく愛知に留まり
そこでSKEに入る前のあいりんと出会うという世界線に
移動する選択とルートが必ずあるはず


狂気のマッドサイエンティスト早く!!