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昨日の職場呑みの時、イシヅカがエグザエルファミリーを熱く語る中
「タカハシさんもグランジバンドの相関関係を語ってくださいよ!」
と、横からイワイ君が誰得にもならん無茶振りをしてきたんだが(笑)
その瞬間、昔イワイ君と出会ったばかりの頃
「グランジなんて5バンドも聴けば事足りる」
という元グランジヲタクにあるまじき発言を
自分はしていたなあ・・・と急に思い出して
本当に5バンドで事足りるのかということを考えていた
(もちろん呑みの席では語ってない)
系統だけを知るなら5バンドで行けそうな気がしないでもないけど
聴くべきバンドや作品に収まるわけがない
パッと考えただけでもサウンドガーデン、ストテン、ポウジーズ
アリスインチェインズ、スクリーミングツリーズ、ブリーダーズ
アフガンウィッグス・・・とかやっぱり収まらん
グランジは新しい音楽の形式を確立したというより
オッケーの領域を増やしたような、二回目のパンクみたいなものなのだが
それ以上に世間の空気に与えた影響が大きいように思える
セックスドラッグロックンロールでパーティーでワイルドだとか
華やかに演ってたアメリカのバンドシーンに
空気を読めないみすぼらしいシリアスとして登場したのに
いつの間にか空気を読むことがシリアスなんだと
逆転させてしまったのだからある種、圧倒的に正しくて
そして罪深い
コンプレックスを美徳に掲げるような音楽性や生き方のスタイルに
学生時代の自分は取り憑かれたかのように惹かれて
セックスサークル合コンを夢見ていたキャンパスライフは
内向的な原点へ一気に巻き戻されてしまった
何て罪深い・・・セックスサークル合コン!!
明日はユニオンでブリーダーズを買おう