透明に穢れた手で握手している
信じるに足るほど誰もが悪魔
孤独というダイヤの光を胸に
最高硬度の棘に傷ついて
広げた羽は空を目指すことなく
落とした影に縛られたまま
静寂の中の悪魔
追放された世界で
悪意なき悪として
生きていくしかない
葛藤、欲望、性を隠したままで
計上されてく明日を呑み込んでる
死ぬほど求めることが愛や夢なら
ずっと幻だからきれいなんだろう
広げた羽で空を目指し始める
僕らに似た黒い雲に憧れ
静寂の中の悪魔
追放された世界で
悪意なき悪として
生きていくしかない