Sometimes Life Isn't Easy

MEW, Sometimes Life Isn't Easy

No More Stories

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進化をもじって「深化」みたいなことを書いてるレヴューを見ると
馬鹿っぽいなと思ってしまうんだが
進んでるかどうかとは違う次元で深みを目指す人や音楽
生き方やスタイルは実際、確かに存在する


それが嗜好の果てなのか、使命感なのか
狂気なのかはそれぞれなんだろうが



Frengersを初めて聴いたときは
シューゲイザー〜ガレージ〜ラウドまで
オールマイティーに何でも取り入れられる
センス全開っぷりが鼻にさえついたけど
(当時はこれが気になって聴けなかった)
そこから二作の流れは
内臓で音楽と試し合ってるような
狂気の挑みになってる


音楽人として神聖な程
・・・まあ、一言で言うと「マニアック」になるが



よくメンバー一致でこっちの方向にいけたなと思う
Frengersみたいなことずっとやってればよかったものを(笑)


全員で独善的なことに徹せられるバンドって
本当に憧れる、羨ましい



売れて派手になったり分り易くなるんじゃなくて
売れたことで正しく玄人になった数少ないバンドの一つ



・・・と思ったらインディーズ落ちしてたわ


多分、ジャケットがいつもダサ過ぎるせい