- 作者: 秋山瑞人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: Kindle版
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エバーグリーンみたいな姿勢、感じ方はあまり好きじゃない
未だ、挑みと戦いのような生き方をしていても
精神的には夕暮れの辺りに差しかかってる
正にピロウズで言うサンキューマイトワイライト
ここはもう青春じゃない
それは、一抹の寂しさを帯びたものであっても
何もかもがなかったことになる残酷ではないし
そして色濃くなった夕陽だから照らせるものもある
過去だろうと未来だろうと
前にも書いたけど、今になってこの小説を読むと
主人公の浅羽より榎本にどうしても感情移入してしまう
おれは「大人」なんだなと実感する
最後の最後まで浅羽とイリヤの恋の正しさが
世界の存続以上の光を放つと信じてた・・・賭けてた榎本の
何もかもを失くせなかった大人な様が
ちょっと嫌だなあと思うくらい自分と重なってきている(笑)
変な話、おれがナリタとかイワイ君に入れ込んでるのは
これに近い感情なのかもしれないな
自分が挫折人生で失い続けてきた
彼らだけが持つ、正しいはずの感性に惹かれてしまうというか
先を見届けたい・・・関わることに賭けたいと思ってる部分がある
正しくないなら、世界なんか滅んでしまえばいいくらいに思いながら
6月24日はUFOの日でした
毎年、毎時期恒例のイリヤについての雑記として