今週のお題「アイドル」

古川愛李

アイドルはオルタナだと思う


皆に望まれるキレイゴトを
具現化する為だけに突き詰められた生活


同級生とファミレスでダベる時間を捨て
将来のことに悩む余裕を捨て
恋をするなという圧力を受け続け
何があっても前を向けと言われ続ける・・・


人間が生まれ持った真っ当な精神の次元で
こんな生き方や選択
オルタナ以外の何物でもない



前に職場のナムラさんに
「タカハシ君は古川愛李さんのどこが好きなの?」
と聞かれたことがあって、その時も答えたんだけど


まず、↑に書いたみたいなことは「さて置き」でいいんだわ


それとは関係なく、クッソカワイイとかめっちゃ笑えるとか
それだけで好きとか推しとか言ってたいんですよ
単純にアイドル=エンタテイメントとして
楽しまないとそれはそれで失礼


でも、その裏に時々見え隠れする
彼女が懸けてきた想いとか、恐らく犠牲にしてきただろう時間に
人間として
オルタナロックバンドのフロントマンとして敬意を払い続けたい




総選挙でラオウなガッツポーズで登場したり
他の人より3倍くらい早口で喋ったり
(おれの早口癖はこの人とスギゾーに影響されたんじゃないかと思ってる)
「それが古川らしさ」とか言いながら
感謝を口する目がどうしても悔しそうだったり・・・


別に「自分にとっては1位だ!」とか力づくの感情を語るつもりはなくて
どちらかというと、「この人ホント自分の好きなアイドルっぽい」という
変な着地感を感じてる




48グループの最大の魅力は
それぞれの人にとっての想い入れを選べること
自分と同じような何かを
掲げたり、抱えてる相手を選べることだろう


いろいろ言われてるけど
洋楽を水で薄めたようなカッコツケマンのロックよりも
愚痴を加工したような自己告白シンガーソングライターよりも
ここには確かに、真実があると思います



ドキュメンタリーAKBの上映が楽しみすぎて休み取った