一作

村上春樹, 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

アンダーグラウンド」〜「1Q84」の頃までの
村上春樹先生のインタヴューを集めた一冊


春樹先生は普段公衆の面前に姿を現すことはないし
日本ではインタヴューを受けることもあまりないので
(収録されてるのはほとんどが海外でのインタヴュー)
とても興味深かった


エッセイなどで人となりは何となく想像してたけど
こうして人と直に交わす言葉の数々で
また違った角度から作家として、一人の人間としての
春樹先生を見た気がした


表現者というよりは探求者のような人だなと


その為に日々体を鍛え、音楽を愛し
言葉の中、物語の先に自分を探しにいくように


熱でも義務でもなく
全てが静かに意味を持った体験のような人生に
昔も今もやっぱり憧れています