20131001

「閉店まで30分しかないんですが・・・
今夜は時間も遅いし、呑みミーティングどうします?」


「もちろんいきましょう」



ヤマモトさんは何であんなに酒において強気なのか・・・




バンドがノってきている


多数の音の集合体が音楽という一つの肉体へと変質し
都合で集まった酒の集いが
この面子だからこその笑える呑みへと変わりゆく


発案から一年
一千一秒というバンドがやっと思う形になったと思う


それぞれのこと、お互いのこといろんなことがあったけど
いろんなことがなければ掴めなかった繋がりで
今を強く結びついている




僕らには若さも衝動もない
バカの果てにこじらせてしまった何かと
古ぼけてることを気付かないふりしながら
無駄に傷を負って守ってきた理想しかない


でも、これはおれたちしか持ち得ないもの
十数年忘れられない悔しさを重ねてきた大人にしか
焼き付いてない刻印だから



最期までその道を降りなかった愚か者がどうなるのか
その結末を示しにいくのが僕の役割だと思ってる



バンド、個人とも来年からいよいよ表立って動き出します


同じ刻印を持つ愚か者にも
ざまあみろと笑いたいだけの尻軽クソ野郎にも
充分、面白いものを魅せられると思うので